元タレント・田代まさしさん(68)が、自身のYouTubeチャンネルにて“これまでの愛車遍歴”を公開し、往年のファンの間で大きな話題を呼んでいます。
昔から車好きとして知られていた田代さん。改めてそのラインナップを振り返ると、「ただの車好き」では終わらない、まさに“昭和・平成の芸能界を走り抜けた男”の人生そのものでした。
この記事では、田代まさしさんが過去~現在に乗ってきた「すべての愛車歴」を、YouTubeで語ったエピソードも交えてまとめました!
■原点は日産のダットサン・サニーから

「最初に買ったのは、日産のダットサン・サニー。それを白にブルーのラインで塗って、シャコタンにして乗ってたよ」と語る田代さん。
いわゆる“走り屋仕様”で、当時の若者文化の象徴のようなカスタム。車好きの血はこの頃からすでに騒いでいたようです。

改造の自由度も高く、「金はなくても走る楽しさがあった」時代を象徴する名車ですね。今でも“青春の一台”として語られるのも納得です。
■縦目のグロリアを水色&ヒョウ柄に!?


次に選んだのは、日産のグロリア(縦目)。ここでも一癖あります。
「ボディは水色にして、内装はなんとヒョウ柄のシートに改造した」とのこと。昭和のアメカジブームを彷彿とさせる、ゴージャスかつヤンチャな1台でした。
さらにこのグロリアは後輩のクワマンに譲渡。その後、事故に遭って“保険金をもらった”という武勇伝(?)まで語られています。



時効だからと言ってましたが、わざと橋にぶつけて保険金詐欺の部分のトークはかなりアウト、今やったら大炎上というか犯罪案件だと思います!
■ピンクのセドリックで爆走!


続いて購入したのは日産セドリック。こちらもまたド派手。
「車高を落として、ボディはピンクのメタリックカラー」と話すその車は、まさに“昭和ヤンチャ系VIPカー”の完成形。目立ってなんぼ、という田代さんの美学がにじみ出ています。
■まるでバットモービル!黒塗りカマロ登場


「アメ車も乗らなきゃ」と購入したのが、シボレー・カマロ。
「真っ黒にして、まさにバットマンカーみたいにしてたよ。リアタイヤは極太にして、オートマだけど踏み込んだらタイヤが鳴るんだ」と、愛車への愛が止まりません。
小さなボディにデカいエンジンという、いかにもアメリカンな1台。走り出したら止まらない“田代まさし”そのものを象徴しているようです。
■ムスタングで一旦クールダウン


その後、「ちょっとおとなしくしようと思って」とフォード・ムスタング(ブルー)を購入。
カマロよりも落ち着いた印象のムスタングを選んだ背景には、仕事や私生活での“落ち着きたい”気持ちがあったようです。とはいえ、アメ車好きはやっぱり健在。



アメ車のこだわりと派手な車好きは相当な感じですね!
■アストロでファミリーカーへ


1980年、シャネルズとしてデビュー。家庭を持ち、子どもが生まれた田代さんが選んだのは、シボレー・アストロのバンタイプ。
「レインボースターっていうメーカーがあって、その特注モデル。小錦さんや浅野ゆう子さん、岩城滉一さんと一緒に乗ってた」と語っています。
内装はまさに“走るキャンピングカー”。飛行機のシートを使い、タバコの火にも耐える素材。当時の芸能人御用達の仕様だったようです。



ついにファミリーカーに!キャンピングカー並みの広さで、当時は小錦さんとか浅野ゆう子さん、岩城滉一さんも乗っていた車なんだそうです!
■プレジデントで“VIP仕様”も体験


さらに、「VIPカーにしたくて」と選んだのが日産・プレジデントのロングボディタイプ。
黒塗りにスモーク、さらには日の丸のステッカーまで貼って、「絶対に追い越せないオーラ」を出していたとのこと。まさに“昭和の芸能人”のイメージそのもの。
■AMGベンツ、そして黒のエルグランドへ


アストロとプレジデントを手放した後、ベンツのAMG仕様に乗り換え。
オーバーフェンダーでワイドボディ化し、車高も落としたスタイルは、「黒塗りのヤバい車」として当時を知る人ならピンとくるはずです。
しかしこの後、田代さんは人生の転機を迎えます。
「もう車に凝ってる場合じゃない」と語り、最後に選んだのが黒のエルグランド。実用性を重視した“真面目な一台”。派手さよりも落ち着きが前面に出た選択は、彼の心境の変化を感じさせます。





現在の田代さんの愛車は日産のエルグランドでした!
特に派手さとかカスタムはなく、普通に実用性を重視した車になった感じですね。
■マネージャー用にホンダ・プレリュードも購入


ちなみに裏話として、当時のマネージャーのためにホンダ・プレリュードも購入していたそうですが、その車でマネージャーが“引き逃げ事件”を起こして警察沙汰に。
「車の所有者が俺だったから警察がウチに来た」と、今では笑い話のように語っていました。



当時だからあっさり終わった感じですが、今ひき逃げ事件とか起こしたら、マネージャーだとしても大炎上になってますね!
🗣ネットの反応まとめ(田代まさしの愛車遍歴公開)
✅ 共感・好意的な声
- 「縦目グロリアやカマロ、センス良すぎ」
- 「サニトラ時代が一番楽しかったんだろうな」
- 「シャネルズ時代の写真、あれマーシーの車だったのか!」
⚠️ 否定的な意見
- 「あんなことがなければ名車コレクターとしても一流だったかも」
- 「更生しても露出が多すぎるのは違和感」
💬 中立・懐かしむ声
- 「車文化としては純粋に面白い」
- 「昭和の芸能人と車の関係がよく分かる」
全体的には「車選びのセンスは抜群」「でも過去は消せない」という、愛と葛藤が入り混じった反応が多く見られました。
■まとめ:車=田代まさしの人生そのもの
田代まさしさんの愛車遍歴は、単なる“車コレクター”という枠を超えています。
派手で目立つ車には、自信満々で駆け抜けた芸能界全盛期の名残が。アストロやエルグランドには、家族への思いや、自らの再出発への想いが込められていました。
68歳になった今、彼が大切にしているのは“見栄”よりも“心の安定”。でも、語る言葉の端々から、やっぱり根っからの車好きであることは変わっていません。
そして何より――
「昔の田代まさしはヤバかった!」と改めて思わせてくれる、そんな唯一無二の愛車ストーリーでした。