<結論>
アクアNHP10の補機バッテリー交換は、DIYなら費用は約1万~1万4千円、作業時間は45分ほど。
10mmスパナがあれば十分可能で、GSユアサ製は少し高いですが3年保証付きで安心して長く使えます。
この記事では、初心者の筆者が実際にアクアのバッテリーを交換した体験を、分かりやすくまとめています。
素人がアクアの補機バッテリー「アトラスバッテリー AXS34B20R」から「GSユアサ EHJ S42B20R ECO.R HV」へ交換してみた!
実家の車(主に母親)が乗っているトヨタ・アクアNHP10(2011~2016年までのモデル)の補機バッテリー交換を行いました。
これまで使っていたのは1万円ぐらいで買える海外製の ATLAS BX AXS34B20R。

しかし、2年経たないうちにバッテリー上がりで寿命が尽きました…。
近場の移動が多く、そもそも乗る回数も減っていたようなので、それが原因かもしれません。
とはいえ、寿命が3年もたないのは少し早すぎる印象です。
今回選んだのは GSユアサ EHJ S42B20R ECO.R HV。

価格は約14,000円で、アトラスより4,000円ほど高めですが、3年または6万キロ保証付きなので安心感があります。
アクアの補機バッテリーの場所
アクアの補機バッテリーは 運転席後ろの後部座席下 にあります。
カバーを外すだけでも作業できますが、リアシートを外したほうが見やすく作業性もアップします。
必要な道具は 10ミリのスパナ。
ナビのデータを残したい場合は、事前にメモリーバックアップが必要ですが、今回は初期化OKとのことでそのまま作業しました。
アクア補機バッテリー交換手順詳細
事前準備
- 必要工具:10mmスパナ/ソケット、ラチェット、延長(あると楽)、内装はがし(あれば)、軍手、ライト、ウエス
- 車は平らな場所に停め、パーキング・パーキングブレーキを確認
- スマートキーは車から離す(誤作動防止)
- メモリーバックアップを使うなら接続。今回は不要とのことなので省略
1)リアシートとカバーを外す

- 後席座面の前端を手前からグッと上に。
固定ツメが外れると「パチン」と上がります。左右それぞれ外すイメージ。 - 座面を持ち上げて車外へ退避。腰を痛めないようにゆっくり。
- 座面下の黒いカバー類(サービスホールカバー)を外す。
つめ式なので、内装はがしがあると傷を付けにくいです。
コツ:外したビスやリベットはトレーにまとめると紛失防止。
2)周辺の固定を外す

- バッテリーが見えたら、まず透明の保護カバーを確認(あれば後で新品へ移植)。
- 固定ステーの10mmナットを外す(2点または車両差あり)。
外したステーとナットはセットで保管。
注意:ここでは端子はまだ触らない。先にステーを緩めるだけ。
3)排気ホースを外す

- バッテリー側面の透明 or 黒の細いホースが排気ホース。
- 根本をつまみ、まっすぐ引いて抜く。
むりにこじらず、固ければ少し回しながら。
ポイント:後で確実に元通り差すので、取り回しを覚えておく。
4)端子を外す(必ずマイナス→プラス)

- マイナス端子(黒/−)を10mmで緩めて外す。
端子が金属部に触れないよう横に避ける。 - 端子保護カバーを開け、プラス端子(赤/+)を10mmで外す。
工具が車体金属に同時接触しないよう慎重に。
大事:外す順番はマイナス→プラス。逆はショートの原因。
5)旧バッテリーを取り出す
- バッテリーを前方へスライドさせ、持ち上げて取り出す。
重いので腰を落として近い位置で持ち上げる。 - 透明カバー(上面)を外して保管(新品へ移植)。
ついでにトレー内の砂ほこりをウエスで軽く清掃すると◎。
6)新バッテリー(GSユアサ EHJ S42B20R)をセット

- 極性(+/−の位置)を確認して向きを合わせる。
ここを間違えると端子が届きません。 - 旧品から外した透明カバーを装着。
- 元の位置に水平にそっと置く。
端子が自然に届く向きならOK。
7)排気ホースを接続
- バッテリー側面の排気ポートへしっかり奥まで差し込み。
途中止めはガス抜け不良のもと。
8)固定ステーで締め付け

- 取り外した固定ステーを元位置に戻す。
- 10mmナットを均等に締める。
目安:ガタなし・揺すっても動かないが、過度に締めすぎない。
9)端子を接続(必ずプラス→マイナス)

- プラス端子(赤/+)から接続して10mmで締める。
端子カバーを忘れず閉じる。 - マイナス端子(黒/−)を最後に接続して10mmで締める。
- 端子は回らない程度に確実に。緩いとトラブルの元。
大事:取り付けはプラス→マイナス。外しと逆です。
10)カバーとシートを戻す

- サービスホールのカバー類を復元。
プッシュリベットは
「真ん中を引き上げる → はめる → 真ん中を押す」で固定。 - 後席座面を奥から差し込み、手前を上から体重で“カチッ”。
左右とも確実にロックされているか確認。
11)復帰作業(初期化まわり)
- 時計、ラジオプリセット、ナビ設定は必要に応じ再設定
- パワーウィンドウのオート復帰(必要時)
例:運転席スイッチで
①ガラスを全閉 → さらに1秒保持
②全開 → さらに1秒保持
これでオートが戻る車種が多いです - スマートキーの反応、室内灯、ハザード、ナビ起動など一通りチェック
- ブレーキ踏んでREADY点灯を確認(HVシステム起動)
トラブル時のチェック
- READYが点かない:端子の締め・極性・ヒューズ(開閉作業中に飛ぶことは稀)を確認
- 時計や窓の設定が飛んだ:上の復帰手順を再実施
- エンジン始動が不安定:端子の接触・締め付け不足が多いです
廃バッテリーの扱い
- 販売店やカー用品店で回収してもらうのが安全。
自治体の一般ごみには出さないでください。
管理人作業自体は難しくありませんが、外し順/付け順と排気ホースの確実な接続がポイント。
GSユアサは3年/6万km保証もあり、安心して使えるはずです。乗車頻度が少ない場合は、月1回・30分程度の走行やメンテナンス充電も検討すると寿命を延ばしやすいですよ。
※こちらのHPがすごく参考になりました。→アクアのバッテリー交換方法
よくある質問(FAQ)
Q1. アクアの補機バッテリーの寿命はどのくらい?
一般的には 3年程度が目安です。
ただし短距離走行や乗らない期間が長いと劣化が早まり、2年ほどで寿命を迎えるケースもあります。
※参考サイト:アクアのバッテリー交換は他の車種と違う?補機用バッテリーとは?
Q2. 補機バッテリー交換の前兆やサインは?
・ドアロックの反応が鈍い
・エンジン始動時に警告灯が点灯する
・ナビやライトの電源が不安定になる
こうした症状が出たら、交換時期が近いサインです。
Q3. アクアNHP10の補機バッテリーサイズは?
純正・互換ともに B20Rサイズ(34B20RやS42B20R) が採用されています。
交換する際は「端子位置(R)」を間違えないように確認しましょう。
Q4. アクアの補機バッテリー交換にかかる費用は?
カー用品店やディーラーで交換すると 2〜3万円前後かかることが多いです。
DIYで「GSユアサ EHJ S42B20R ECO.R HV」を購入した場合は 14,000円前後で済みます。
Q5. DIYで交換しても大丈夫?
基本的な工具(10mmスパナ)があれば可能です。
ただし、端子を外す順番(マイナス→プラス)、取り付け順(プラス→マイナス)を守らないとショートの危険があるため注意が必要です。
Q6. バッテリー交換時に警告灯が消えないことはある?
端子の接触不良や、初期化が必要な機能(パワーウィンドウや時計設定)がある場合に表示されることがあります。
再設定や端子確認で解決するケースがほとんどです。
Q7. アクアの補機バッテリー交換はどのくらい時間がかかる?
慣れていれば 30分程度、初めてでも 40〜60分ほどで完了します。
Q8. 補機バッテリーの値段はどれくらい?
安い海外製なら1万円前後、日本メーカー(GSユアサなど)は 1.3万〜1.5万円程度が相場です。
価格差はありますが、保証期間を考えると国内メーカーのほうが安心度は高いです。
まとめ


- かかった費用:14000円弱(ユアサのバッテリー代)
- 時間:45分くらい
今回の交換では、作業自体はスパナ1本で可能。
作業自体は慣れれば30分ぐらいで終わると思います。
「GSユアサのバッテリー」は保証もしっかりしているので、長く安心して使えるはずです。
補機バッテリーは走行距離が少なくても劣化するので、乗らない期間が長い場合は注意が必要ですね。








