夕方の国道で、突然大きな衝突音が響きました。
兵庫県加古川市の国道250号で、乗用車が信号待ちの車列に突っ込み、合計14台が巻き込まれる大事故が発生。
この事故で78歳の男性が亡くなり、子どもを含む18人がけがをしました。
その後の捜査で、亡くなった運転手は事故直前に心筋梗塞を起こし、意識を失っていたことが分かりました。
助手席にいた男性も、その瞬間を直接目撃していたといいます。
この記事では、
事故の流れ・現場の状況・車内で何が起きていたのか
この3つを中心に、分かりやすく整理していきます。
■兵庫・加古川で起きた14台多重事故の概要

事故が起きたのは4日午後4時半ごろ。
交通量が増える夕方の時間帯です。
運転していたのは、市内に住む78歳の男性。
男性のヴェルファイアは前を走っている白の軽バンを後ろから追突して、そのまま減速せずに赤信号で止まっていた車列へ、減速することなく突っ込みました。

その衝撃で前方の車が押し出され、次々と車同士がぶつかる“玉突き状態”に。
巻き込まれた車は全部で14台にのぼり、子どもを含む18人がけがをしました。

運転していた男性はその場で意識がなく、搬送後に死亡が確認されました。
助手席の男性は胸の骨を折る重傷でしたが、命に別条はありません。
事故の規模を見ても、どれほど大きな衝撃だったのかが伝わってきます。
■事故現場はどこ?(国道250号・マクドナルド前)
事故現場は、「マクドナルド 播州大橋店」前の国道250号線。
近くには ケーズデンキ加古川店 もあり、地元の人ならすぐにイメージできるポイントです。
道路は片側3車線で、まっすぐ見通しが良い場所。
「前が見えにくい」「急に車が飛び出した」などとは違い、環境要因の事故とは考えにくい状況でした。
夕方は渋滞が発生しやすい時間帯で、この日も3車線すべてが車列になっていました。
■同乗者が語った“意識喪失”の瞬間
助手席にいた男性は胸を強く打ち、骨折するほどの衝撃を受けながらも、事故前の車内の様子を警察に説明しています。
男性の証言によると、運転手は
- 事故直前に急に意識を失った
- ハンドルにもたれかかり、そのまま力が抜けていった
- 呼びかけても反応がなかった
といった状態だったとのこと。
この証言が、事故の“真相”を知る大きな手がかりになりました。
■ドラレコが捉えた“減速ゼロ”の異常走行

近くを走っていた車のドライブレコーダー映像には、白いヴェルファイアが最初の車に追突し、そのまま約350メートルほど前の車列まで突っ込んでいく様子が記録されていました。
映像のポイントは3つ。
- 速度が落ちないまま直進している
- ブレーキランプが一度も点灯しない
- 次々と車に衝突していく
この“ブレーキゼロ”の状態は、同乗者の証言とも一致しています。
警察は、運転手が 急性心筋梗塞を起こし、運転不能の状態になっていた と判断しています。
■解剖結果で判明した「急性心筋梗塞」
運転していた男性の死因は、解剖の結果
急性心筋梗塞による病死
だったことが分かりました。
事故の衝撃で亡くなったのではなく、運転中に心臓発作を起こして意識を失い、そのまま車の制御ができなくなったと考えられています。
また親族によると、男性には特別な持病はなかったとのこと。
ただし、次の免許更新のタイミングで “返納も検討していた” と話していたそうです。
そうした状況を見ると、普段から運転に不安を感じていた可能性も考えられます。
■まとめ
今回の事故は、兵庫県加古川市の国道250号で起きた14台におよぶ大規模な多重事故でした。
最新の捜査情報では、
- 運転していた78歳男性は事故直前に急性心筋梗塞を発症
- 意識を失ったまま車が走行し続けた
- ドラレコには減速ゼロで突っ込む映像
- 同乗者は“突然意識を失った様子”を証言
といった事実が明らかになっています。
これは、運転手の故意や操作ミスではなく、突発的な体調急変による悲しい事故 だったと考えられています。
けがをされた方々の一日も早い回復と、同じような事故を少しでも減らせる社会づくりを願いたいところです。
管理人私が一番ゾッとしたのは、「350メートルも走り続けた」という点です。
ブレーキも踏まず一直線…それだけ急性心筋梗塞って一瞬で意識を奪うんだな、と改めて感じました。
高齢ドライバーの問題もあるけど、これは誰にでも起こりうる“突然の体調急変”の怖さが出た事故だと思います。








