2023年に登場し、瞬く間に話題となったのが「トヨタ センチュリーSUV」。“センチュリー”といえば日本が誇るショーファーカー（＝運転手付きで乗る車）の代名詞ですが、そのブランドがまさかのSUV化！
今回は、このセンチュリーSUVの魅力、購入条件や審査、口コミ評価、なぜ中古車が安いのか？そして誰が乗っているのか？をまるっとまとめました。
圧倒的な存在感と“和の美学”が詰まった一台！センチュリーSUVの魅力を徹底解説
センチュリーSUVは、ただの高級SUVではありません。
それは“日本人の美意識とおもてなしの心”を一台に凝縮した、まさに走る迎賓室とも言える特別な存在です。
💰 新車価格は約2500万円超！それでも欲しくなる理由
センチュリーSUVの価格は、オプションなしで約2500万円。
選ぶ装備や特注仕様によっては、3000万円を超えることもあります。
レクサスでもここまでの金額はめったにありません。まさにトヨタが「最上位モデル」として送り出した一台です。
⚙️ エンジンは静かで力強いハイブリッド
搭載されているのは、3.5L V6エンジン＋モーターのプラグインハイブリッド（PHEV）。
アクセルを踏んだときのパワー感は十分ありつつも、走行中は驚くほど静か。
電気とガソリンを併用する仕組みなので、環境性能と静粛性が両立されています。
「音がしなさすぎて、走ってるのを忘れる」
そんな声が出るのも納得です。
🪑 中はまるでファーストクラス！後部座席が主役
このクルマ、実は後部座席に乗る人のために設計されています。
いわゆる“ショーファーカー”というジャンルで、運転手付きで移動するためのクルマなんです。
後席には、
- 電動リクライニング＆マッサージ機能付きシート
- 可動式の足置き（オットマン）
- 大型リアモニター（テレビ・映像鑑賞用）
- 専用冷蔵庫
- ウッドパネル仕上げの格納式テーブル
など、“極上のくつろぎ空間”が用意されています。
ビジネスクラスじゃなくて、プライベートジェットの後部座席。そんな感覚に近いかもしれません。
🚪 SUVなのにスライドドア！？トヨタの本気が光る一手
センチュリーSUVには、なんと電動スライドドア（パワースライドドア）が採用されています。
これは国産SUVとしては“初”の試み。
車高が高いSUVなのに、スーツを着たままでも乗り降りしやすい設計。
後席からの乗り込みやすさが圧倒的に違います。
さらに、ドアの開閉速度や音にもこだわりがあり、「ドアを開ける瞬間ですら品格がある」という声も出ています。
🇯🇵 デザインは“日本らしさ”を極めた静かな迫力
見た目は派手な装飾は一切ナシ。
ただし、一目見ればわかる存在感。これがセンチュリーSUVの真骨頂です。
- 水平を意識したボディライン（日本建築のような安定感）
- 職人が仕上げた“七宝文様”のエンブレム
- どこまでも静かで上品なオーラ
「威張るための車ではない。見ればわかる人だけがわかる」
そんなメッセージが込められたデザインです。
✅ まとめ：見た目の“派手さ”より、“本物の品格”を求める人へ
センチュリーSUVは、フェラーリのような爆音やスピードではありません。
ランボルギーニのような派手な色もありません。
けれど、それらとは別次元の高級感と安心感があります。
日本らしい静かな贅沢を、トヨタが極めて表現したのがこの一台。
「お金があるから買う」ではなく、「この車にふさわしい人にだけ似合う」
センチュリーSUVは、そんな不思議な吸引力を持ったクルマです。
管理人センチュリーSUVは、派手さよりも“静かな威厳”を求める人のためのクルマです！
誰でも買えるわけじゃない！？センチュリーSUVの購入条件と“特別な審査”とは
センチュリーSUVは、ただお金を持っているだけでは買えないクルマです。
フェラーリやランボルギーニのように「高級車を並べて選ぶ」感覚とはまったく違います。
なぜなら、これは“トヨタの顔”とも言える格式高い特別車。
そのため、購入にはちょっとした「選ばれし者」感があります。
✅ 生産台数はごくわずか…年に数十台レベル
まず驚くべきは、生産台数の少なさ。
年間でわずか30〜40台ほどしか作られていません。
しかも全国どこのトヨタでも買えるわけではなく、
「センチュリーを扱える一部の特約店」に限られています。
一般的な販売ではなく、
「◯◯様のために一台ご用意いたします」といった手配制・予約制に近いスタイルです。
✅ 購入者には“社会的信用”が求められる
センチュリーは元々、政財界や企業オーナー、名士などが使う車。
トヨタとしてもブランドの品位を守るために、購入者の身元や職業などをしっかり確認する傾向があります。
- 暴力団や反社会的勢力でないか
- 金融事故などがないか（リース審査時）
- 職業・立場が明確か（法人名義も多い）
高級車ではありますが、「高級感」だけでなく「信用力」も問われるという点で、かなり特殊です。
✅ 実質的には“紹介制”や“抽選枠”に近い場合も
特にデビュー当初は、政界関係者、病院経営者、大手企業の役員など、
すでにトヨタとのつながりがある人物が中心でした。
なかには「前の型のセンチュリーを所有していた」「VIP顧客として管理されている」などの継続ユーザー枠もあり、新規で手を出すのは相当ハードルが高かったようです。
現在もこの流れは残っており、“紹介がないと買えない”という空気感は根強いようです。
🚫 こんな人は買えない可能性も…
- トヨタディーラーとの付き合いが全くない人
- フリーランスや個人事業主で信用情報に不安がある人
- 高級車を転売目的で探している人
などは、正規ルートでは購入を断られることもあると噂されています。
✅ まとめ：センチュリーSUVは“ふさわしい人のための一台”
センチュリーSUVは、
「誰にでも売れる車」ではなく、
「誰にでも売りたくない車」なんです。
トヨタの中でも特別な営業部門が担当し、
購入希望者は価格以上に“信頼”を求められる。
だからこそ、この車を所有するということは、
“社会的なステータスそのもの”を象徴しているとも言えるのです。
管理人センチュリーSUVを手に入れるということは、信頼・品格・立場が認められた証でもあるんですね。
SNSやレビューでわかった！センチュリーSUVのリアルな口コミとは？
センチュリーSUVは超高級車ゆえに、試乗レビューやSNSでの声は限られています。
それでも実際に乗った人、所有している人、販売関係者の声を拾っていくと、このクルマの「本当の姿」が見えてきました。
👍 良い口コミ（高評価ポイント）
① とにかく静か。クラウンとは別次元の“無音の世界”
「アクセルを踏んでも音がしない。エンジンの振動も感じない。乗ってて“無”になれる車です。」
特に多かったのが、静粛性への絶賛コメント。
同じトヨタの高級車・クラウンやアルファードとはまるで別物。
電動走行＋遮音設計により、まるで音が“吸い込まれる”ような静けさを体感できるそうです。
② 後部座席が神レベル。もはやファーストクラス超え
「フルリクライニングにオットマン、モニター、マッサージ、冷蔵庫…これ、走る高級旅館です。」
特に運転手付きで乗っているオーナー層からは、後席の快適さがとにかく高評価。
自分で運転するより「乗せられる側」にこそ価値を感じるという声が目立ちました。
③ 存在感が桁違い。駐車場でも“空気が変わる”
「近くに止まってるベンツやレクサスが霞むレベル。色気じゃなく“格”で勝負してる車。」
目立つようで目立たない。それでも“オーラ”を感じるという口コミが多数。
センチュリーSUVは、無理に主張せずとも伝わる圧倒的な格があるようです。
👎 悪い口コミ（気になるポイント）
① 自分で運転すると“しっくりこない”という声も
「静かすぎて逆に不安。『運転してる感』が薄いというか…これは乗る人のための車ですね。」
この声は特に、自分でハンドルを握る人から出ていました。
走行性能は素晴らしいのですが、あまりにも上品で手応えが薄く、「運転を楽しむ」という感覚からは少し離れるようです。
② 維持費が意外と重たい。バッテリーやタイヤは専用品
「タイヤが特注、バッテリーも高額。オイル交換ひとつでも専用メンテ対応。地味に財布にくる。」
センチュリーSUVは量産車ではないため、部品もメンテナンスも特別仕様。
消耗品一つとっても普通の車とは違い、ディーラーでの整備も完全予約制が基本になります。
③ 内装が“和すぎる”と感じる若い世代も
「漆塗りとか七宝文様とか…渋すぎて、自分にはまだ早い気がした。」
インテリアは“和の伝統美”を追求しているため、好みが分かれるポイント。
若いオーナーや外車好きからは「カッコいいけど乗るには勇気がいる」という声も見られました。
✅ まとめ：オーナー満足度は高いが“人を選ぶクルマ”
✔ 買って後悔しない人
- ✅ 運転よりも後席の快適性を重視している
- ✅ 社会的ポジションや信頼が確立されている
- ✅ 静かで控えめな“本物の高級感”が好き
- ✅ 維持費や特注部品のコストも想定内
- ✅ 見た目の派手さより内面の品格を求めるタイプ
❌ 買って後悔するかもしれない人
- ❌ 車は自分で運転して楽しみたい派
- ❌ 「高級車＝目立つ派手さ」だと思っている
- ❌ 維持費の高さにはシビアな方
- ❌ 若さやカジュアルさを感じるインテリアが好み
- ❌ 初めての高級車として選ぼうとしている
口コミ全体を通して言えるのは、
「センチュリーSUVはクルマではなく、もはや“移動するステータス”」ということ。
後席の乗り心地や静けさは超一流。
ただし、「ドライビングを楽しみたい人」や「若くして目立ちたい人」には合わないかもしれません。
管理人センチュリーSUVは、「運転が好きな人」のためではなく、“乗る人”を大切にする文化の延長線にある一台だと感じます。
なぜ中古なのに安く見える？センチュリーSUVの“価格の裏側”
センチュリーSUVと聞くと、「新車で2500万円以上」という超高級車のイメージがありますよね。
ところが、中古車サイトを覗いてみると…2000万円前後で出ている車両がちらほら。
「え？こんなに安く買えるの？」「お得じゃない？」
と思ってしまいがちですが、実はそれにはいくつかの“理由と事情”があるんです。
① 高額オプションが付いていない“素の仕様”が多い
センチュリーSUVには、実はオプションで価格が大きく変わる構造があります。
- 特注のボディカラーや内装（漆塗りパネルなど）
- 後席の装備強化パッケージ（リアモニター、冷蔵庫など）
- 特別仕立てのウールシートや本木目仕様
これらをフルで装備すると、新車価格は3000万円近くまで跳ね上がります。
逆に、中古市場に出回る個体の多くは、オプションを抑えた「標準仕様」や「最低限の構成」のものが多く、それが新車時よりも安く見える理由のひとつです。
② 法人名義→個人名義への移行に“壁”がある
センチュリーSUVは、企業や医療法人など、法人名義での購入が非常に多いです。
そのため中古市場に出る車も「元・法人車両」がほとんど。
ところが、法人で使われていた車を個人で購入する場合、以下のような“ハードル”があります。
- 使用履歴がわかりにくい（誰が乗っていたか不明）
- 名義変更時に各種書類の手間が多い
- 諸費用や保険料が割高になる場合もある
つまり、「安く見えるけど買いやすいとは限らない」というわけです。
③ そもそも買う人が少なすぎる＝再販が難しい
センチュリーSUVは、誰でも欲しがるクルマではありません。
- 運転より後席重視の“乗せられるクルマ”
- 和風デザインで好みが分かれる
- 維持費・メンテナンスも特別仕様
- 駐車スペースも大型車サイズ
こうした理由から、「買える人」だけでなく「似合う人」「維持できる人」もかなり限定的。
そのため中古車販売店としても、売るのに時間がかかる＝リスクが高いということで、値付けをやや抑えている傾向があります。
④ リース返却や展示車両落ちが多い？
実は中古市場に出回っているセンチュリーSUVの中には、
- トヨタ系リース会社で使われていた車
- ディーラー展示車として数ヶ月使用された車
- 有名人や企業役員の“乗り換え早め”の車両
などが含まれており、「走行距離は少ないが定価より安く出せる」というパターンもあります。
これはクルマの状態に問題があるわけではなく、法人や富裕層の“早めの乗り換え文化”が背景にある現象です。
✅ まとめ：安く見えるのは「訳あり」ではなく「特殊な市場」だから
センチュリーSUVの中古車は、決して“質が悪いから安い”わけではありません。
むしろ、元のオーナーが大切に扱っているケースが多く、状態は極めて良好な個体が多いです。
それでも価格が新車より安くなるのは、
- フル装備でない個体が多い
- 法人→個人の移行が面倒
- そもそも欲しがる人が少ない
- 再販に時間がかかるためリスク回避
こうした「特異なマーケット構造」によるものなんです。
管理人特別すぎて“選ばれた人にしか合わない”からこそ、中古市場では静かに値が下がるという不思議な現象が起きているんだと思います。
センチュリーに乗っている有名人・芸能人は誰？
センチュリーSUVはまだ登場して間もないため、所有者情報は非常に限られています。
しかし、“センチュリー”というブランドそのものには、昔から多くの著名人が魅了されてきた歴史があります。
ここでは、センチュリー（セダン含む）を愛用していた、または現在所有していることで知られる芸能人・著名人たちのエピソードをご紹介します。
🎤 遠藤章造さん（ココリコ）
お笑いコンビ・ココリコの遠藤章造さんは、自身のYouTubeチャンネルでセンチュリーを紹介しています。
動画では、グレーのセンチュリーを丁寧にメンテナンスしている様子や、
「若い頃から憧れていたクルマだった」と話す姿が印象的です。
🎵 小柳ルミ子さん（歌手・女優）
小柳ルミ子さんは、かつてセンチュリーに乗っていたことをインタビューで明かしています。
「センチュリーって足を伸ばせるのよ！って言われて、それにしたの」
と語っており、特に当時のセンチュリーに搭載されていた「助手席倒し機能（VIP仕様）」を気に入っていたそうです。
このエピソードからも、ショーファーカー（後席重視）としての魅力がいかに高く評価されているかが伝わります。
🎤 小林幸子さん（歌手）
“ラスボス”の愛称でも知られる小林幸子さんも、かつてセンチュリーを所有していた有名人のひとり。
インタビューの中で「4台目のマイカーにセンチュリーを選んだ」と語っており、
その高級感や乗り心地を絶賛していました。
芸能界きっての大御所が選んだクルマというだけでも、センチュリーの格の高さが伝わります。
✅ まとめ：センチュリーを選ぶのは「語れるクルマ」を知っている人
センチュリーは、買ったことを大々的にアピールするようなクルマではありません。
だからこそ、“静かに所有している”芸能人や著名人も多く、実際のオーナー数は公表されているよりずっと多いと考えられます。
管理人「送迎・移動の快適性」を求める人に支持されており、見た目の派手さではなく“内面の格”を重視する層に好まれているのが特徴です。
まとめ：センチュリーSUVは「買えるかどうか」より「似合うかどうか」
トヨタ センチュリーSUVは、単に「価格が高い高級SUV」というだけのクルマではありません。
そこにあるのは、“モノとしての価値”よりも、“乗る人の生き方”を映すような、深い哲学と日本的美意識です。
見た目は控えめ。けれど、その内側には、
・選び抜かれた素材
・日本の伝統工芸の技
・音を消す静けさの追求
・乗る人を包み込むようなやさしさ
が、隅々まで行き届いています。
誰でも買える車ではありません。
価格だけでなく、その人の人格や立場、品格までもが問われるという点で、まさに「選ばれた者のためのクルマ」。
もし、あなたがこの車に乗ることになったなら、それはきっと「社会から、誰かから、そして自分自身から信頼された証」なのかもしれません。
センチュリーSUVは、“所有するための車”ではなく、
“ふさわしくなるために、人生を磨きたくなる車”なのだと思います。
これからの人生のどこかで、「あ、この車に似合う自分になれたかもしれない」と思える日が来たら、それはとても素敵なことですね。
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