街中でも高速でもキビキビ走れて、でも荷物も人もちゃんと積める。
そんな“ちょうどいい”サイズ感がウリのBMW X3が、2025年モデルで新しくなりました。
「見た目は少し大きくなった?」
「今までのX3と比べてどこが変わったの?」
「他メーカーのライバルSUVと比べて、どっちが広い?」
そんな疑問にお応えするため、今回はBMW X3 2025年モデルのサイズにフォーカスして、
これまでの歴代X3シリーズ、そしてライバル車(GLCやQ5など)とのサイズ比較も交えながら、わかりやすく解説していきます。
この記事を読めば、「自分のライフスタイルにX3が合うのかどうか」がイメージしやすくなるはずですよ。
📏 BMW X3 2025年モデルのサイズを徹底チェック!

まずは、2025年モデル(第4世代・G45/G48)のBMW X3のボディサイズをおさらいしましょう。
2025年BMW X3(標準ボディ)
- 全長:4,755 mm(187.2 インチ)
- 全幅:1,920 mm(75.6 インチ、ミラー折畳時)
- 全高:1,660 mm(65.4 インチ)
ちなみに、ミラーを含む幅は約2,132 mm(83.9 インチ)ほどあります 。

🚗 歴代X3とのサイズ比較
歴代X3(G01 → G45)から見ると、2025年モデルはわずかにサイズアップ。
- 全長は+約33 mm(1.3 インチ)、
- 全幅は+約28 mm(1.1 インチ)と、少しだけ広がりました
実用性は変えずに、迫力あるスタイルと、一層ゆったりした室内空間を両立しているのが魅力です。
🆚 ライバル車とのサイズ比較

以下に、メルセデス・GLCとアウディ・Q5(新型2025年モデル)と並べて比べてみました:
モデル | 全長 | 全幅 | 全高 | WB(ホイールベース) |
---|---|---|---|---|
BMW X3 2025 | 4,755 mm | 1,920 mm | 1,660 mm | 2,865 mm |
Mercedes‑Benz GLC | 4,716 mm | 1,890 mm | 1,640 mm | 2,888 mm |
Audi Q5 III (2025) | 4,720 mm | 1,900 mm | 1,650 mm | 2,820 mm |
✅ BMW X3は“ちょい大きめだけど扱いやすい”絶妙サイズ

2025年モデルのBMW X3は、全長・全幅・全高のすべてで、主要ライバルよりやや大きめの設計になっています。
たとえば…
- 全長:約4,755mm → メルセデス・ベンツGLCやアウディQ5よりも少し長め
- 全幅:約1,920mm → 高速走行でも安定感があり、SUVらしいどっしり感
- 全高:約1,660mm前後 → 高すぎず、立体駐車場にも対応しやすい高さ
こう見ると、「ちょっと大きいんじゃ?」と思われるかもしれませんが、実は取り回しはかなりしやすいです。というのも、ホイールベース(前輪と後輪の距離)は約2,865mmと適度な長さで、ライバルのGLC(約2,888mm)よりわずかに短め。
この差、わずか20〜30mmほど。
正直、車内空間にはほとんど影響がなく、運転時の小回りや駐車のしやすさではむしろプラスです。
つまり、X3のサイズ感は…
「街中でも扱いやすくて、高速道路でも安心感がある。しかも後席や荷室もゆったり」
という、まさに“いいとこ取り”のSUVなんです。
日常使いからロングドライブまで、どんなシーンでもバランスよく使えるサイズ感。それが2025年モデルのBMW X3の大きな魅力と言えるでしょう。
🧭 BMW X3 2025はこんな方におすすめ!
BMW X3は、ただの“カッコいいSUV”ではありません。
サイズ感と使い勝手のバランスが絶妙だからこそ、いろんなライフスタイルにハマるのが魅力なんです。
それぞれのニーズ別に、X3の魅力をわかりやすくまとめました。
✅「荷物をしっかり積みたい」けど、「街中でも運転しやすい車がいい」方へ

全長約4.8mというと「ちょっと大きめかな?」と思うかもしれませんが、X3は最小回転半径が意外とコンパクト。
見た目よりも小回りが利くので、狭めのスーパーの駐車場や都心のコインパーキングでもストレスを感じにくいです。
そのうえ荷室容量もしっかり確保。
日常の買い物、アウトドア、旅行用スーツケースまでしっかり積めて、家族のお出かけにも安心です。
✅「車内の広さ・快適さを大事にしたい」人にもぴったり

X3は全幅約1,920mm・全高約1,660mmと、ライバルのGLCやQ5よりひと回りゆったりしたボディ。
この「ちょっとの違い」が実は大きな差になります。
- 後部座席も大人が余裕で足を伸ばせる広さ
- トランクも広々でベビーカーやゴルフバッグもスッと積める
ファミリーでの利用や、車内でくつろぎたい派には、心強いサイズ感です。
✅「見た目も大事!高級感のあるSUVに乗りたい」方にも◎

X3は見た目の“迫力”でも評価が高い1台。
ワイド&ローのシルエットにシャープなLEDライト、どっしり構えたキドニーグリルなど…駐車場に停めてあるだけでも存在感が抜群です。
国産SUVではなかなか出せない「欧州車ならではの洗練されたプレミアム感」。
“一歩上の自分”を演出したい方にもぴったりです。
🚗BMW X3 2025|よくある質問と答えまとめ

Q1. 2025年モデルのBMW X3の主な変更点は?
A.
2025年モデルでは内外装デザインのリフレッシュとともに、インフォテインメントシステムが「iDrive 8」に進化しました。
また、安全装備や運転支援システム(ADAS)もアップデートされ、より直感的で快適なドライブが可能になっています。
Q2. X3 20d M Sportのディーゼルエンジンの音や振動はうるさくない?
A.
アイドリング時の音は少しディーゼル特有の音がするものの、車内ではほとんど気にならないレベルです。
高速走行では静粛性も高く、遮音性も◎。
振動も最小限に抑えられており、運転中にストレスを感じることは少ないという声が多いです。
Q3. アダプティブサスペンションは標準装備されている?
A.
いいえ、X3 20d M Sportにはアダプティブサスペンションは標準では装備されていません。
装備するにはオプションパッケージでの追加が必要です。
標準でも乗り味はしっかりしており、スポーティなフィーリングを楽しめますが、乗り心地を重視する方は注意が必要です。
Q4. BMW X3の燃費はどれくらい?
A.
X3 20d(ディーゼルターボ)はカタログ値で約16.6km/L前後(WLTCモード)。
実燃費では街乗り:約11~13km/L、高速:約15~18km/Lという声が多いです。
長距離走行では特に燃費が伸びやすい印象です。
Q5. ドライブフィールはどう?加速はスムーズ?
A.
ディーゼル特有の太いトルク(最大400Nm)のおかげで、低速から力強い加速が可能です。
特に高速道路の合流や追い越しでストレスを感じにくく、安定感も高いです。
ただし、ガソリンエンジンと比べて高回転の伸びは控えめ。
Q6. ナビやモニターの操作性はどう?
A.
2025年モデルから「iDrive 8」に刷新され、大画面&直感操作のタッチ式モニターに。
一部ユーザーからは「操作が少し複雑」との声もあるものの、慣れれば非常に便利。
スマホのようにウィジェットでカスタマイズ可能なのも◎です。
Q7. 荷室の広さは?ゴルフバッグは積める?
A.
トランク容量は通常で約550L、後席を倒すと最大1,600L近くまで拡張できます。
ゴルフバッグは2~3個まで楽に積載可能で、旅行や買い物にも十分対応します。
Q8. BMW X3の維持費は高い?
A.
国産車に比べると車検・点検・部品代はやや高め。
ただし、ディーゼル車は燃料代が安く、燃費も良いためランニングコストは抑えやすいです。
BMWは「サービス・インクルーシブ(点検整備付きプラン)」の加入がおすすめ。
Q9. 乗り心地は硬い?家族でも快適に乗れる?
A.
M Sportはややスポーティな設定で、段差では硬めに感じることもあります。
ただし、高速域ではしっかり路面に張り付くような安心感があり、長距離移動にはピッタリ。
家族連れにも十分対応可能ですが、乗り心地重視ならxLineなどのグレードの方が柔らかめです。
Q10. ライバル車と比べてどう?
A.
同クラスのライバルには「メルセデス・ベンツGLC」や「アウディQ5」がありますが、
BMW X3は走りの楽しさ・ハンドリングのシャープさで一歩リードしている印象。
逆に「ラグジュアリー感」や「快適性」重視ならGLCやQ5も魅力です。
新型BMW X3のデメリット・後悔口コミまとめ
❶ 加速感が物足りない?同じエンジンでもX1の方が元気
X3 20dは、先代X1と同じディーゼルエンジンを搭載していますが、車体が重くなったぶん加速が鈍く感じます。
ブーストモード(10秒限定の加速強化)も搭載されているものの、劇的な変化は感じづらく、「おおっ!」となるような体感はありませんでした。
❷ ナビが自動で戻らない!?Drive 8のUIにモヤモヤ…
ドライブモードを切り替えたあと、画面に表示されるモヤモヤしたアニメーション。
これ、なんと自動で戻ってくれません!
わざわざナビボタンで操作しないといけないのは、ちょっと使い勝手が悪いです。
しかも、高速のジャンクションやSA表示も非表示に…これは大きなマイナス。
❸ ネットがつながらないと目的地検索できない!?
今回いちばん焦ったのがこれ。
インターネットに接続されていないと、ナビの目的地検索すらできない仕様だったんです。
電波がない場所だと、地図すら使えない可能性も…。
これ、山間部や電波の悪い地域では結構不安になりますね。
❹ リラックスモードのメーターが謎すぎる…
リラックスモードにすると、アンビエントライトの色合いは落ち着いていて最高…なんですが、
メーターが謎のバー表示になり、視認性が最悪。
しかもこの表示、変更できない固定デザインなんです。せっかくカスタマイズ性を売りにしてるのに、ここは自由に変えたいところ。
❺ X1より静かじゃない?インシュレーター未装備にモヤッ…
全体的には非常に静かなディーゼル車ではあるのですが、
なんとなく前に乗っていたX1の方が静かだったような気が…?
調べてみたら、X3 20dにはボンネットのインシュレーター(防音材)がついていませんでした。
これが地味に効いているのかも?
📝まとめ:細かい不満はあれど、走りはやっぱりBMW!
正直、細かい「ん?なんで?」という点はありました。
でも、ハンズオフ対応の運転支援や、高速での静粛性、そしてディーゼルの経済性など、総合的には大満足の1台です。
あくまで“オーナーだからこそ気づいたリアルな声”として、これから購入を考えている方の参考になれば嬉しいです!
まとめ:X3は「実用性 × 快適性 × 高級感」が揃ったバランス派SUV!

新型X3は、ただ大きいだけじゃない。
広さ・乗りやすさ・見た目の満足感、どれもちゃんと“ちょうどいい”バランスで仕上がっています。
もちろん細かいクセや気になる点もありますが、それを上回る魅力があるのは間違いありません。
「背伸びしすぎず、でも妥協もしたくない」
そんな大人のわがままに、しっかり応えてくれる一台です。
気になる方は、ぜひ一度、実際に運転席に座って体感してみてください。
X3の“絶妙なサイズ感”、きっとあなたの感覚にフィットするはずです。